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2006年09月03日(日)

●「THE 夢人島 Fes.2006」26日・サザン~帰りまで、の巻

いよいよサザンの登場!!EVISUの赤い“道楽”Tシャツに身を包んだ桑田さん、メンバーも元気に登場。そして何より毛ガちゃんの復活!やはりあなたがいないと寂しいです。今回も来ないんじゃないかと心配してたので、本当に嬉しかった。そして、注目の1曲目は…。

『勝手にシンドバッド』
やることは予想してたけどまさか1発目とは!ラストに出演者全員で熱唱、かと思ってました。初っ端からこんなハードなテンポで来るとは。毛ガちゃんのサンバホイッスルにも感激しました。最近観客との掛け合いがないのでちょっと寂しいけど、会場を掴むには充分過ぎる曲でした。

『気分しだいで責めないで』
あの手拍子が聴こえてきた途端、我々は狂喜乱舞してしまいました!!いろんなファンがいるフェスではほとんどメジャーな曲だろうと思っていたのに、シングルとは言え桑田さんにも苦い思い出があるこの曲、サザンのライブですらあまりやらないこの曲を、まさかやるとは思いませんでした。「おっと待って 今夜はおまつりさわぎ 夢からさめないで そのまま気まま」なんて、今回のフェスにピッタリだと思いません?

『みんなのうた』
この曲はやると思ってたしファンには食傷気味だけど仕方ない、って思いました。前の曲もあって気持ち良く手を振ることが出来ました。でも絶対サビから!Bメロからはダメですよ~(笑)。

『BREEZE』
この曲も想定内、ですよね。縦笛がフルートになってたのはちょっと残念だったけど、MC明けにクールダウンするにはちょうどいい曲でした。ちなみに「BREEZE」とは“そよ風”という意味。(調べました。)曲と共に本当に心地よい風が吹いていました。

『Moon Light Lover』
序曲で次が何の曲か分からない、これもライブの良い所ですよね。一瞬『シャ・ラ・ラ』か?なんて思いました(笑)。でもフェスでこの曲をやるなんて思いもしなかったし、その心意気が嬉しかったです。夏の夜に相応しい曲で、思わず聴きながら広い空を見つめて物思いに耽っていました。

『赤い炎の女』
またもや何の曲か分からない。スパニッシュなまこっちゃんのギターから想像すると、まさか『稲村ジェーン』??なんて思っちゃいました。お~っ、この曲もやっちゃうの?とみんな大盛り上がり大会。実は宿に帰って渚園のビデオを見てたんだけど、これと『Moon Light Lover』を同じ曲順でやってたんですよね。もしかしたら桑田さんは渚園を思い出して選曲したのかもしれないね~、なんて仲間と話して郷愁にかられました。

『シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA』
いやぁ、もう信じられないですよね!!シングルとはいえホタル以来(かな?)封印されていたこの曲を、このフェスの場で披露するなんてまさに夢のようでした。途中のラップでも「オワッ、オワッ、オワッ」って入ってて面白かったです。(あの曲何ていう曲だろう、サッカ~とかでもかかるような…。)ほんとにお祭り騒ぎでみんなで大合唱でした。

『ごめんよ僕が馬鹿だった』
もう、一緒になってクイッ!クイッ!ってやるしかないでしょ!!ほんとはキラストの曲はやって欲しくないなぁ、なんて思ってたけどそんなモンはどっかに吹っ飛んでました。やっぱりギターを弾く桑田さんはカッコいいし、まこっちゃんとのスライドツインギターも何度聴いても素晴らしい。やっぱレコーディングでも桑田さんには弾いてもらいたいなぁ。

『八月の詩(セレナード)』
マサジが1曲増えたからか、櫻井くんとのあの曲が増えたからか、この曲はこの日のみという貴重なものになりました。しかもライブ初披露ですね。最初のイントロでは何の曲か分からなかったのですが、8月のこの時に聴ける幸せを感じながら体が左右に揺れていました。

『真夏の果実』
この曲も寅さんでやってたので予想はしていましたが、やはり名曲ですね~。“道楽”Tシャツを着ながら熱唱する桑田さん、笑ってしまいましたがカッコ良かったです。

『DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~』
もう踊るしかない!そしてみんなと一緒に「Woh!!」と叫びたい!!やっとその念願が叶いました。歌詞はせつないですがそんなことはお構いなし。歌そっちのけで(すいません。)みんなで楽しく踊りました。

『ロックンロール・スーパーマン ~Rock'n Roll Superman~』
この曲もやっぱり名曲ですね~、再びツインギターも炸裂です!もうサビの両手で『みんなのうた』状態の振り付けはお馴染みですね。そして最後に桑田さんとスーパーマンの格好をするのが楽しい!!これからもこの歌に勇気づけられて行くと思うのでよろしくお願いします(笑)。

『ボディ・スペシャル~(BODY SPECIAL)』
まこっちゃんのギターソロからいきなり歌が入るアレンジが斬新!そしてやはりBメロの前後に揺れる動きが楽しい!!みんな笑顔で踊ってました。やっぱこういう掛け合いの出来る曲はライブは本当に最高ですね、一体感が凄い。今後もこういった名曲期待しちゃっていいかなぁ。

『マンピーのG★SPOT』
やっぱやるかなぁ、と思ってた曲。ウナギヅラも発注してたのね~、と想定内なので普通にノッていたらサビで演奏が止まり桑田さんの口から魅惑の3文字が!!これは想定外、前代未聞バージョンだぁ!!もう大爆笑、女性人は狂喜乱舞でサル状態(笑)。早くも次の日の生放送を心配していました。でも許されるサザンはやっぱり凄い!!

『希望の轍』
もうやらない時はない、と言っても過言ではないですね。曲は本当に好きなんですが毎回やり過ぎかな…。でも出演者が出てきてみんなで歌ってるのを見てフィナーレには相応しいと思いました。しかし比嘉くんに「BABY LOVE!!」の部分を歌わせちゃダメでしょ(笑)。あそこは桑田さんが歌わなきゃ。“夢人島”にぴったりの曲でした。

とにかくバンド紹介のコメントや暇つぶしコーナー、そしてライブととても素晴らしいフェスでみんなで後方に打ち上がる花火を見ながら大満足の初日でした。気持ち良く規制退場にも協力しようと思い座って待ってました。ちなみに我々はA3と非常にいいブロックで見させていただいたので、出るのは随分時間が掛かると覚悟していました。その時規制退場をマイクで促していた人の、いただけない喋りにはイライラさせられました。大事な台詞は噛みまくり、デカイ会場でマイクを通して個人的に話し、挙句の果てにはタメ口で話す始末。果たしてあの人は必要なのか?録音でもいいんじゃないか?と思いました。

結局そのくだらない喋りに1時間以上付き合いようやくタクシー乗り場へ。しかしそこからが本当の地獄でした。果てしない長蛇の列に明らかに少ない車両の数。いったいいつになったら乗れるのかと言う絶望感が、みんなの心を折っていきました。自販機もトイレも無く行列の中で待つこと3時間近くでしょうか、ようやく宿に帰ったのは明けて1時過ぎでした。話を聞くと車で来た人も大変だったらしいです。せっかくの素晴らしいフェスがこんなことで半減してしまうのは悲しいです。やはり運営はしっかりしてもらいたいものです。

いみじくも規制退場で喋ってた人が言ってました。

「家に帰るまでがフェスです。」

●「THE 夢人島 Fes.2006」26日・サザン前まで、の巻

う~ん、何から書けばいいんだろう…。楽し過ぎた旅路からもう1週間、未だにその波の余韻が体に残っている。仲間との珍道中は胸に秘めライブの模様を1日ずつ簡単に書いていこうと思う。(多分、長くなります。)

夢人島会場夢人島初日の26日、我々は昼過ぎにタクシーで会場入り。あまりのスムーズさに感動すら憶えた。この時はまだ帰りの恐ろしさなど微塵も感じてなかった。心配された天気も嘘のように晴れ、確実に肌を焼いてゆく。夏フェスに相応しい、目もハッキリと開けられない眩しさだ。まずは腹ごしらえ!ということで先遣隊にフードエリアで食べ物を買って来て貰い木陰で飲食。ビールも入り早くも野外フェスを満喫する一行。気付くと開演時間近くになっていたのでメインステージへ移動するが、その途中で桑田さんの声が!!

★桑田佳祐/Oh!クラウディア[サザンオールスターズ]
実はこの曲を寅さんの収録時にやったと知っていたので、サザンのライブのラストはこれかなぁと密かに思っていたが、まさかオープニング曲とは思わなかった。いつもの黒ブチ眼鏡にTシャツ・短パンというラフな出で立ち。歩きながら聴いたこの曲はオーディエンスを惹き付けるには充分すぎる前座となった。

★BEGIN
イカ天でデビュー前から聴いていた『恋しくて』を、2006年に聴くことになるとは夢にも思わなかった。比嘉さん(くん、かな?)の朴訥で気取らないMCはとても愛らしく、石垣島より多いオーディエンスを温かく包んだ。今は沖縄色の強い彼らだがブルージーな曲も聴いてみたかった。それでも、素晴らしいアクトだった。

★桑田佳祐×斎藤誠×小倉博和/真夏の出来事[平山みき]
次のアーティストの準備が終わるまでの時間に、“暇つぶしコーナー”と称して度々登場する桑田さん。その気遣いが嬉しかった。このトリオで真っ先に思い出すのが「さのさのさ」ツアー。偶然にも行きの車で「すべての歌に懺悔しな!!」のDVDを見ていたので驚いた。前奏は絶対『Dance with me』だと思ったのに見事にやられてしまった。ギターだけでこんなに楽しく表現できるなんて、ほんとに羨ましく思った。

★Dragon Ash
しきりにアウェイ扱いされていたが、どうしてどうして。ハートに響くバスドラの重低音とともに、クールなのに激しく曲を繰り出していって好きなように楽しめた。ほとんど知らない曲でも体が反応してしまう感覚は、何か音楽の原点に通ずるものなのかもしれない。kjの「とにかく楽しんで欲しい!」という願いは、確実にオーディエンスに伝わっていた。普段サザンで大勢のダンサーが出てくるのに慣れてるせいか、2人のダンサーは微笑ましかった。途中のゲストボーカルは見た目両極端な2人だったなぁ(笑)。

★桑田佳祐×比嘉栄昇(BEGIN)/恋のバカンス[ザ・ピーナッツ]
ハモれ!と言わんばかりのこの曲。2人の声質も相性良くバッチリだった。ラジオで打ち合わせをしていた、と言っていたのはこのことだったんですね。上に下に大忙しにハモる桑田さんは流石。宮川先生にも届いたと思います。

★ポルノグラフィティ
ポルノの2人はナース、バンドメンバーはパジャマ(患者)で登場し、見事にオーディエンスを掴みましたね~、もう大好きです。昭仁の声量や伸びがあるボーカルは、滑舌のいい特異な歌い方と共にとても素晴らしかった。さらに顔に力の入ったMCは面白かった。そして舞台の端から端への全力疾走!しかも息が上がらず。若いっていいなぁ(笑)。圧巻だったのはやはり『ミュージック・アワー』の“変な踊り”。(本人談。)雑巾で窓を拭き掃除しているような、Tの字の振りは初めてです。右足を上げるのもポイントですね。仲間内でブームになりました。ラストの『ハネウマライダー』のタオル回しも、巨人の応援のようで楽しかったです。

★加山雄三 with 桑田佳祐 special band
全然予習しなくて臨んだのでちょっと不安でしたが、船長と水兵さんの格好を見て不安も吹き飛びました。曲からも分かるように本当に加山船長の海に対する愛情がヒシヒシと伝わってきました。そしてなかなか見れないバックバンドの桑田さん!すっかり後輩の顔になっててマイペースな船長を仕切る姿がほんとに楽しかったです。桑田さんの夢が叶った、その会場にいるだけでも感動的なのに、船長のギタープレイやとてつもない声量、息子さんからのビデオに感激する船長、そしてラストの『海その愛~夕陽は赤く』を聴きながら「もう一生聴くことがないんだろうなぁ。」と思うと、泣いてしまいました。船長、本当にカッコよかったです!!

★桑田佳祐×ポルノグラフィティ/神田川[かぐや姫]
このコーナーは夏の歌特集だったはずなのに(笑)。あの昭仁の歌い方でこの曲、新鮮でした(笑)。しかもこの日は桑田さんが婦長・ポルノが患者の格好で、ポルノだけにおいしいところを持ってかせたくない!という桑田さんの芸人魂を見ました。(いやいやだったりして。)普段のフェスでは見られない、こういうコラボも粋な計らいだったと思います。

★福山雅治
会場もいい感じに暮れてきてアタック音と共にセットに付いていた風船が解き放たれカッコよくマサジ登場!!おもむろにギターを掻き鳴らし・・・ん?音が出てない。バンドメンバーも手拍子でノリノリ。でも音が出てない。まさかヤラセ?そう思わせるほど長い間音が出ない。ようやくスタッフが駆けつけてマサジ本人も気付く。本当のトラブルだったようだ。マサジやメンバーはとても悔しかっただろうが、これぞライブの醍醐味。とても貴重な時に遭遇したと思う。そしてマサジを一層応援したくなった。『RED×BLUE』の激しいマサジもいいし、『あの夏も 海も 空も』のせつないマサジも沁みて良かった。「~夢人島オーライ?」という2の線の煽りは笑ってしまったが、それでも最後まで腐ることなく頑張ったと思う。

★BEGIN/涙そうそう
さぁ、いよいよ次はサザン!と思ってふとステージを見るとマイクや譜面台をセットしている。こりゃまた何かやるんだなぁ、と思ってたらBEGINの登場。我々の盛り上がりを弄ぶかのようなMCで場内を笑わせ、この名曲で泣かせてくれた。一気に自分の世界へ引きずり込む、そのボーカル力は流石。演奏もとても素晴らしかった。爽やかな風のような時間をありがとう…。