某批評本に対抗して作りました(笑)。ファンのみなさんにサザン関連の楽曲についてレビュー(批評)していただき、全曲制覇を目指すコーナーです!レビュー対象は音源化されたサザン・ソロ名義の全楽曲です。これを見て聴いてみたくなるような、愛のあるレビューお待ちしています♪ディスコグラフィーとしても使ってくださいね〜(^_^)v
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井上陽水の初期の作品に『能古島の片思い』というセンチメンタルなソングがあるが陽水ファンには絶対外せない名曲として夙に有名だ。
陽水の人気というのは卓越した作詞の才能もさることながら、それまでのどこかアマチュア的なカレッジ・フォークに飽き足らずサウンドをも重視したニュー・ミュージック的要素のアレンジにもあったと思う。
この『能古島の片思い』のエンディングを飾るのはあまりフォークとは馴染みのないデキシーランド風な伴奏で、96年の年越し「牛」の時に演奏された『瞳の中にレインボー』のイントロ部分にやや重なるように思えたが、お祭り要素的な演奏部分を聴き比べて初めて似て非なる曲だと分った。
サッチモ好きの桑田が陽水の発想を真似たとは思ってないが一瞬あれっ、と思ったのは事実だ。
途中「Do You Wonna Dannce」という歌詞が見られるがこれはおそらく1958年のボビー・フリーマンのヒット曲のタイトルをそのままに75年のジョン・レノンのカヴァーで知ったのを引用したものと思われる。
それにしても96年の「牛」バージョンで聴いてしまうと本家本元のオリジナルを聴けなくなってしまうのではなかろうか。
リフォーム成って照明も眩い新装開店の老舗に招待されたほどの驚きがある。
賑やかなデキシーランド・ジャズに歌謡曲を足したような陽気で底抜けに明るいノリは万人の心を解しお得意のサッチモの唸りも冴え渡り思わず満点の鐘を打ち鳴らしたくなる。
デビュー時とは違いアレンジにも余裕と風格が伺える。
従って採点は「牛」バージョンのものを参考にしたので悪しからず。