サザンを聴け!

〜みんなで作る、怒涛の全曲レビュー〜
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某批評本に対抗して作りました(笑)。ファンのみなさんにサザン関連の楽曲についてレビュー(批評)していただき、全曲制覇を目指すコーナーです!レビュー対象は音源化されたサザン・ソロ名義の全楽曲です。これを見て聴いてみたくなるような、愛のあるレビューお待ちしています♪ディスコグラフィーとしても使ってくださいね〜(^_^)v

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MICO

平均 55点
綺麗(リマスタリング盤)
歌手名サザンオールスターズ
発売日1983.7.5
作詞桑田佳祐
作曲桑田佳祐
編曲サザンオールスターズ
収録Al綺麗
メンバー矢口博康(Sax)
解説“ミコ”は歌手の弘田三枝子の愛称
歌詞はこちら(公式サイト)
▼レビュー  2007/07/26 23:54  管理人 −−−−−  編集/削除

♪●◇♯♀たくさんのレビューお待ちしています♂◎◆△★♭

▼レビュー  駄目男 ★★★−− (55)  編集/削除

カバー・ポップスなるものが巷に流行り出したのは昭和の30年代後半ぐらいだと思うが、当然のことながら私はまだポール・アンカだのニール・セダカ、コニー・フランシスの名を知らない。
その乗りのいいリズムや軽快なサウンドは坂本九や九重佑三子、中尾ミエ、そして弘田三枝子を通して子供心に記憶している。
おそらくヘレン・シャピロを日本に紹介したのは弘田三枝子が初めてだと思うが、当のシャピロは確かデビュー間もないビートルズを前座に据えるほどの人気歌手であまり美人とはいえないが声は一度聴いたら忘れられない。
私個人が最も鮮明に記憶している弘田の歌は『ジャングル大帝』のエンディング曲を歌っていた頃の豪快で健康的な弘田だ。
その弘田のデビュー曲がシャピロの『子供ぢゃないの』だが、あのボーカルが若干14歳の弘田だったとは今聴いても驚きだ。
それ以前には江利チエミが天才歌手と騒がれた時代もあったが弘田三枝子こそは正真正銘の天才歌手でこの時代、遂に天才美空ひばり以上の実力とまで言われた。
名実共に日本最高の歌手にのし上がった弘田は世界に通用する唯一人の日本人でもあり桑田が惚れ込むのも無理からぬことだった。
学生時代の桑田は前川清のファンだったというが『スキップ・ビート』の歌唱法など聴いていると寧ろ弘田の『子供ぢゃないの』の影響が色濃いように思うがどうだろう。
弘田の声の特徴とはややハスキーなハイトーン・ボイスにのびと艶のあるパンチ力。
しかし桑田の惚れた声とはおそらくあの「唸り節」だろう。
当時あの唸り節を出せたのは他に都はるみただ一人。
この歌唱法のルーツはもともと和製ポップスにはないタイプで多くは黒人ブルースを源流にし弘田のように完成された唸り節を基調にして歌う歌手はそれまでの日本人にはいなかった。
しかし桑田が歌うように『人形の家』でカムバックした弘田はあまりにも変わり過ぎていた。
確かに歌は上手かったがソウルフルなものが消えていた。
トロフィと美貌とを引き換えに単に一歌手に納まってしまった。
「知ってるかオイ!」と得意げに生唄コーナーで『子供ぢゃないの』を以前歌っていたが桑田の脳裏にはシャピロの声というよりは弘田のボーカルが浸透しているのだろう。
桑田の音楽は声質的にはジャズのルイ・アームストロング、ブルースのB・Bキング、ブルース・ロックのエリック・クラプトン、そして和製シンガーの弘田。
体質的には73年ぐらいまでの洋楽と歌謡曲をベースに構成されているように思う。
しかしこの曲は弘田を褒めてばかりいるわけでもないので本人にしたらやや複雑だろうが桑田の思い入れは充分伝わってくる。


K-REVIEW